成人看護 III 追加練習問題
追加練習問題
問題 1. 心原性ショックの初期症状として最も特徴的なのはどれか
1. 徐脈 2. 高血圧 3. 温かく乾燥した皮膚 4. 頻脈と血圧低下
正解: 4 解説: 心原性ショックでは心拍出量低下により血圧が低下し、代償機転として交感神経が亢進し頻脈となります。皮膚は冷たく湿潤となるのが特徴です。
問題 2. BLS(一次救命処置)の胸骨圧迫で正しいのはどれか
1. 圧迫の深さは 3-4cm 2. 圧迫の速度は 80-100 回/分 3. 圧迫部位は胸骨下半分 4. 人工呼吸との比率は 15:2
正解: 3 解説: 成人 BLS では胸骨下半分を 5-6cm、100-120 回/分で圧迫し、胸骨圧迫:人工呼吸の比率は 30:2 です。適切な部位・深さ・速度・比率の維持が重要です。
問題 3. 高血圧の合併症として最も重篤なのはどれか
1. 網膜症 2. 腎症 3. 脳血管障害 4. 動脈硬化
正解: 3 解説: 高血圧の合併症は脳・心・腎・血管に分類されますが、中でも脳血管障害(脳出血・脳梗塞)は死亡に直結する最も重篤な合併症です。血圧管理により予防可能です。
問題 4. 心房細動患者で最も注意すべき合併症は何か
1. 心不全 2. 血栓塞栓症 3. 不整脈の悪化 4. 心筋梗塞
正解: 2 解説: 心房細動では心房内血流うっ滞により血栓が形成されやすく、それが遊離すると脳梗塞などの血栓塞栓症を起こします。抗凝固療法による予防が重要です。
問題 5. ショック患者の初期対応で最優先すべきは何か
1. 原因検索 2. 血圧測定 3. 気道確保と酸素投与 4. 血管確保
正解: 3 解説: ショック患者では組織酸素供給不全が問題となるため、まず気道確保と十分な酸素化を図ることが最優先です。A-B-C(気道・呼吸・循環)の順で評価・対応します。