臨床看護概論II
1. 食事療法を受ける患者の看護
食事療法とは治療法の一つであり(1. )、肝疾患、高血圧性疾患、(a. )、心疾患、腎疾患などの(2. )に経過する疾患においては重要な治療法である。
解答
- 糖尿病
- 慢性
a. 脳血管障害
解説
食事療法は、特に糖尿病、肝疾患、高血圧、心疾患、腎疾患などの慢性疾患において重要な治療法です。これらの疾患は生活習慣と密接に関連しており、適切な食事管理が症状の改善や進行の予防に寄与します。
2. 薬物療法を受ける患者の看護
(3. )とは専門家の指示に従うということであり、受け身的な行動につながるという考え方である。
(4. )とは専門家の意見も聞いて納得し自己決定することであり、セルフケア行動につながるという考え方である。
解答
- コンプライアンス
- アドヒアランス
解説
コンプライアンスは医療者の指示に従う受け身的な態度を指し、アドヒアランスは患者が医療者と協力して治療計画に積極的に参加することを意味します。アドヒアランスの方が患者の自己管理能力を高め、治療効果を向上させるとされています。
3. 手術療法を受ける患者の看護
術後手術中同一体位と気道内分泌物の貯留によって生じる呼吸器合併症の予防には、(5. )と(6. )により排痰して無気肺を生じないことが重要である。
解答
- 加湿
- 体位変換
解説
4. 手術療法
全身麻酔では鎮静、鎮痛、(7. )の消失、有害神経反射の抑制を達することが要求される。
局所麻酔には(8. )、浸潤麻酔、(9. )、経静脈内局所麻酔法(ビヤー・ブロック)がある。
解答
解説
全身麻酔の4要素は、鎮静(意識消失)、鎮痛(痛みの除去)、筋弛緩(筋肉の弛緩)、有害反射の抑制です。局所麻酔は作用範囲により、表面麻酔(粘膜表面)、浸潤麻酔(局所組織)、神経ブロック(神経周囲)、ビヤー・ブロック(四肢の静脈内)に分類されます。
5. 食事療法
食事療法の種類
①エネルギー制限食:高度肥満がみられる患者や(10. )患者ではエネルギー制限が必要となる。
②タンパク質制限食:タンパク質制限食を続けることは(11. )の低下を防ぐ上で有効。但し、(12. )を合併する症例においてはタンパク質制限を緩和することも考慮されるべきである。
③コレステロール制限食:コレステロールの摂取量を制限して、血中(13. )コレステロールを低く抑えておくことが、(b. )やその危険因子を持っている場合には重要である。
④塩分制限食:塩分の過剰摂取は体液の貯留につながるため、(14. )を起こしやすい。心疾患、腎疾患、肝疾患では塩分制限が必要になる。
解答
b. 虚血性心疾患
解説
各食事療法の特徴:
- エネルギー制限食:肥満・糖尿病で血糖管理とエネルギーバランスを整える
- タンパク質制限食:腎機能低下時に腎臓への負担を軽減。ただしネフローゼ症候群では尿中タンパク喪失があるため制限を緩和
- コレステロール制限食:LDL(悪玉)コレステロールを下げ、動脈硬化を予防
- 塩分制限食:ナトリウム制限により体液貯留を防ぎ、浮腫や高血圧を改善
6. 輸液療法
輸液療法を行う主な目的は
①水や(15. )の補給 ②(16. )の補給 ③薬剤の投与 ④(17. )の確保である。
体液とは人の体に含まれる水分のことであり人体の構成成分のうち約50~70%が水分である。
体液の役割は
①酸素・栄養・(18. )を運ぶ溶媒 ②溶質の(19. )への運搬 ③(20. )の維持や調整である。
解答
解説
輸液療法の目的:
- 水・電解質補給:脱水や電解質異常の補正
- 栄養補給:経口摂取困難時の静脈栄養
- 薬剤投与:静脈内投与のルート確保
- 血管確保:緊急時の投薬・輸血ルート
体液の役割:
- 物質輸送:酸素・栄養素を各組織へ、老廃物を排泄器官へ運搬
- 恒常性維持:浸透圧・pH・電解質濃度を一定に保つ
- 体温調節:熱の移動と発汗による放熱