試験対策メモ
大問1
病院
病院とは、医師または歯科医師が、公衆または特定多数人のため医業または歯科医業を行う場所であって、20人以上の患者が入院できる施設を有するもの(医療法第1条)である。
介護関連施設
介護保険3施設は介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、介護療養型医療施設である。
助産所
助産所とは開業権をもつ助産師が開業している施設で、正常分娩のみを扱い、9床以下入所施設を持つことができる。
診療所
診療所とは、19人以下の患者が入院できる施設(有床診療所)もしくは患者入院できる施設を有しない施設(無床診療所)をいう。
大問2
レーデラーの3つの病気の段階:p14
- 健康から病気への移行期
- 病気の受容期(病気であることを認識する時期)
- 病気からの回復期
プライマリ・ヘルス・ケア(アルマ・アタ宣言)、ヘルスプロモーション(オタワ憲章)、健康日本21:p23
- プライマリ・ヘルス・ケア(アルマ・アタ宣言):すべての人が利用できる基本的な保健医療サービスを提供し、すべての住民が医療が受けられるように広げることが目的。WHOが1978年に採択。
- ヘルスプロモーション(オタワ憲章):個人やコミュニティが自らの健康を管理・改善するための能力を高めることを目的とする。WHOが1986年に採択。
- 健康日本21:国民の健康の増進を図るための行動計画であり、生活習慣病の予防や健康づくりを推進することを目的とする。
急性期の患者に説明が必要なのはなぜ:p26
急性期の患者は病状が不安定であり、治療や看護に対する理解が不足しがちであるため、適切な説明を行うことで患者の不安を軽減し、治療への協力を促すことが重要である。
リハビリテーションは早いほうがいい:p30
リハビリテーションは急性期から始めるべきであり、集中治療を必要とするような重症な場合においても、早期リハビリテーションが重要とされ、リハビリテーションは障害発生の急性期から離床を促し、身体を動かすことが推奨されている。
ADLとIADL:p35
- ADL(Activities of Daily Living):日常生活動作。食事、入浴、排泄、着替え、移動など、基本的な生活を営むために必要な動作を指す。
- IADL(Instrumental Activities of Daily Living):手段的日常生活動作。買い物、料理、掃除、洗濯、金銭管理、服薬管理など、より複雑な生活活動を指す。
慢性期
慢性疾患は大きく生活習慣病、難病、悪性新生物(がん)に分けられ、感知が難しく憎悪・寛解を繰り返す。
終末期:キューブラー・ロスの死の受容の5段階
- 否認:「嘘だ、間違いだ」現実逃避
- 怒り:「なぜ私が」神や他者への怒り
- 取引:「もし~なら」条件付きで延命願望
- 抑うつ:現実受容による深い悲しみ
- 受容:死を静かに受け入れる
語呂合わせ: 酷い取引よく受けた
死の判定:p49
心臓停止、呼吸停止、瞳孔散大(対光反射消失)の3徴候をもとに、医師が死を宣告することによって死亡が確定する。体温低下は誤り。
貧血患者の食事
高タンパク・高エネルギー・高鉄分・高ビタミン食が指示される。低タンパク食は誤り。
ショックの分類と機序の組み合わせ:p60
- 循環血液量減少性ショック:循環血液量の低下(例:出血、脱水)
- 心原性ショック:心筋のポンプ機能の低下(例:心筋梗塞、心不全)
- 心外閉塞性・拘束性ショック:血流の障害(例:肺塞栓、心タンポナーデ)
- 血液分布異常性ショック:末梢血管抵抗の低下(例:アナフィラキシーショック、敗血症性ショック)
試験では、血液分布異常性ショック:末梢血管抵抗の上昇と4択問題の選択肢が出されるがこれが誤り。
COPDに高濃度酸素投与は?
COPD患者に高濃度酸素投与を行うと、呼吸中枢が抑制され、CO2ナルコーシスを引き起こす可能性があるため、低濃度酸素投与が推奨される。
嘔吐・嚥下困難患者の食事:p74
誤嚥を防ぐため、頸部前屈位で食事を摂取する。
排便障害のある患者:便秘の定義
便秘の定義は、排便回数が週に2回以下、または3日以上排便がない状態を指す。
発熱、悪寒時は温めた方が良い
痛みのアセスメント:p96
NRSとは、Numerical Rating Scaleの略で、痛みの強さを0から10の数字で評価する尺度である。
JCS:p101
JCS(Japan Coma Scale)のI-3は自分の名前・生年月日が言えない状態(見当識障害)を指す。
除皮質硬直:p102
上肢は屈曲・内転位、膝は伸展・内旋位、股関節は内転し内方向に旋回、膝は進展、足関節は伸展位。試験では、上肢は進展と出題されるが誤り。
不安反応の軽度についてに適切なのはどれか:p106
試験では学習意欲は高まると出題されるのが正解。
MMT(徒手筋力テスト)について適切なのはどれか:p350
5,3,1,0が選択肢で出される。1の「筋収縮が起きるが関節が動かない」が正解。他は誤った説明。
高次脳機能障害について誤りはどれか:p366
選択肢に視野狭窄がありこれは間違い。正しくは、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害、失語症、失認、失行、半側空間無視。
寒冷療法の禁忌の誤りはどれか:p355
選択肢に打撲とありこれは誤り。打撲は寒冷療法の適応である。適応は、捻挫、骨折、外傷、熱傷、関節炎、スポーツ後。禁忌は、循環障害、感覚障害、開放創、凍傷既往。
リハビリ関連職:p342
- 選択肢では医療ソーシャルワーカーの説明が間違っていて、ケアマネの説明になっている。
- 以下は問題と関係なく正しい説明
- 理学療法士は、運動療法、物理療法、日常生活動作訓練を行う。(大きい動作)
- 作業療法士は、手工芸、家事動作、就労支援を行う。(小さい動作)
- 言語聴覚士は、言語訓練、嚥下訓練を行う。
- 医療ソーシャルワーカーは、患者・家族の社会的問題の相談援助を行う。
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)は、要介護認定の申請代行、ケアプランの作成を行う。
- 臨床心理士/公認心理師は、心理検査、カウンセリングを行う。
- 義肢装具士は、義肢・装具の作製・調整を行う。
- リハビリテーション工学士は、工学を駆使して評価し、補装具・福祉用具の選定・調整を行う。
- リハビリテーション科医は、リハビリテーションの総合的な管理・指導を行う。
作業療法についての誤りはどれか:p363
試験問題の選択肢に「作業療法士自身が個々の患者の障害、病態に応じて市販の自助具、装具を調整することはない」と出題されるがこれは誤り。作業療法士は自助具、装具の選定・調整を行う。
言語聴覚療法についての誤りはどれか:p366
試験問題の選択肢に「高温障害の評価にパタカラではない適当なカタカナをはっきり発音できるかどうかを評価する」と出題されるがこれは誤り。正しくはパタカラである。