基礎看護技術5資料
60点
- ホメオスタシス(恒常性):環境変化に応じて体のバランスを保つ働き
- ストレッサー:原因(例:騒音、試験)
- ストレス耐性:抵抗力(例:個人差、体力)
- ストレス:心身への負荷(例:緊張状態)
- ストレス反応:身体的反応(例:頭痛、不眠)
- 汎適応症候群:ストレス反応の3段階
- 警告反応期 → 抵抗期 → 疲憊期
- 警告反応期
- ショック相(一時的機能低下)(例:突然の出来事で動けない)
- 反ショック相(抵抗力増強)(例:アドレナリン分泌で活発になる)
- 抵抗期:ストレッサーに適応し安定状態(例:慣れて普通に生活)
- 疲憊期:適応限界超過で機能不全(例:疲れ果てて倒れる)
- ストレッサーの種類
- 物理的:温度・騒音・放射線
- 化学的:薬物・毒物・アレルゲン
- 生物学的:病原体・感染症
- 心理社会的:人間関係・経済・死別
- コーピングの種類
- 問題焦点型:ストレス原因に直接対処(例:勉強方法を変える、転職する)
- 情動焦点型:感情や認知を調整して対処(例:深呼吸、気分転換、考え方を変える)
- セルフエフィカシー(自己効力感)(例:「リハビリを続ければ歩けるようになる」「私は困難を乗り越えられる」)
- 防衛機制の種類: 不安から自我を守る無意識の心理的戦略
- 抑圧:意識から追い出す(例:嫌な記憶を忘れる)
- 逃避: 現実から逃れる(例:空想にふける)
- 置き換え: 感情の対象を変える(例:上司への怒りを家族にぶつける)
- 合理化: 理由付け(例:「失敗したのは運が悪かったから」)
- 昇華:社会的に受け入れられる形に変換(例:攻撃性をスポーツで発散)
- 否認:現実を受け入れない(例:「病気のはずがない」)
- 退行: 幼児的行動に戻る(例:ストレスでおねしょをする)
- 転換: 身体症状に変える(例:緊張で腹痛がする)
- 投影:自分の感情を他者に押し付ける(例:「あの人が怒っている」)
- 反動形成: 本心と逆の行動を取る(例:嫌いな人に過剰に親切にする)
- 病気行動:症状に対する主観的反応(例:「具合が悪い」と感じる)
- 病気対処行動:医療機関受診等の積極的対応(例:病院に行く)
- 病者役割行動:社会が期待する患者の行動(例:安静にする、治療に従う)
- 逸脱行動:病者役割から外れた行動(例:治療を拒否する)
- ペプロウの患者と看護師の関係の4段階
- 方向づけ:問題認識と援助者との出会い(例:「助けが必要だ」)
- 同一化:看護師との関係性構築(例:「この人なら信頼できる」)
- 開拓利用:看護師を活用し問題解決(例:「一緒に頑張ろう」)
- 問題解決:新たな目標設定と自立(例:「もう大丈夫、自分でできる」)
- エリクソンの8つの発達段階
- 乳児期:基本的信頼 vs 不信(例:母親を信頼する vs 不安になる)
- 幼児前期:自律性 vs 恥・疑惑(例:自分でやりたい vs 失敗を恥じる)
- 幼児後期:積極性 vs 罪悪感(例:新しいことに挑戦 vs やってはいけない)
- 学童期:勤勉性 vs 劣等感(例:勉強を頑張る vs 自分はダメだ)
- 青年期:自我同一性の確立 vs 自我同一性の拡散(例:自分らしさを見つける vs 自分がわからない)
- 成人前期:親密性 vs 孤立(例:恋愛・結婚 vs 一人でいる)
- 成人期:生殖性 vs 停滞(例:子育て・指導 vs 何もしない)
- 老年期:統合性 vs 絶望(例:人生に満足 vs 後悔ばかり)
- ハヴィガーストの6つの発達課題
- 乳幼児期:歩行・言語習得(例:一人歩き、単語を話す)
- 児童期:読み書き・仲間関係(例:学習スキル、友達作り)
- 青年期:身体受容・異性関係(例:自分の体型を受け入れる)
- 成人前期:職業選択・結婚(例:キャリア形成、パートナー選び)
- 中年期:責任受容・次世代指導(例:子育て、後輩指導)
- 老年期:身体変化適応・死の受容(例:体力低下への対処)
- 開かれた質問(例:「今日の気分はいかがですか?」「どのようなことが心配ですか?」)
- 閉ざされた質問:はい/いいえで答える(例:「痛みはありますか?」「薬は飲みましたか?」)
- 意識:現在自覚している内容(例:今考えていること、見えているもの)
- 前意識:努力すれば意識化可能(例:昨日の夕食、友人の電話番号)
- 無意識:抑圧され意識化困難(例:幼児期のトラウマ、高所恐怖症)
- エス:本能的にラクしたい・楽しいことしたい欲求(例:「今すぐ寝たい」「楽をしたい」)
- 自我:エスと超自我のバランスをとる係(例:「毎日勉強できないので一夜漬けで勉強する」)
- 超自我:道徳心や理想像からくる正しい姿(例:「毎日勉強しよう」「正直であるべき」)
- 認知行動療法:思考と行動の両方を変える(例:否定的思考を修正し行動練習)
- 行動療法:行動を変えて症状改善(例:段階的曝露法、報酬システム)
- 認知療法:考え方を変えて症状改善(例:「全か無か思考」の修正)
- オペランド行動:自分でした行動で結果により強化(例:ねずみがレバーを押すと餌が出る(スキナー箱の実験))
- レスポンデント行動(古典的条件付け):たまたま起こったことに対する反応(例:犬にベルを鳴らして餌をあげ続けると、ベルの音だけで唾液が出る(パブロフの犬実験))
- マズローの欲求段階説 5 段階
- 生理的欲求:食事・睡眠・排泄等の基本的生存欲求(例:お腹がすいた、眠い)
- 安全欲求:身体的・経済的安全の確保(例:安全な住居、安定した収入)
- 社会的欲求:所属・愛情・友情への欲求(例:友達がほしい、愛されたい)
- 承認欲求:他者からの評価・尊敬への欲求(例:褒められたい、認められたい)
- 自己実現欲求:自分の可能性を最大限発揮(例:夢を叶えたい、才能を活かしたい)
- フィンクの危機モデル4段階
- 衝撃期:混乱・動揺・現実感喪失(例:「何が起こったのかわからない」)
- 防御的退行期:否認・怒り・抑うつ(例:「そんなはずはない」)
- 承認期:現実受容・悲しみ(例:「つらいけれど現実だ」)
- 適応期:新しい状況への適応・問題解決(例:「これからどうしよう」)
- アレキシサイミア(失感情症):感情を認識・表現できない(例:「気持ちがわからない」)
- スティグマ:偏見・差別的な烙印(例:精神疾患への偏見)
- セルフスティグマ:自分に対する偏見(例:「自分はダメな人間だ」)
- 社会的スティグマ:社会からの偏見(例:病気を理由とした就職差別)
- 全人的苦痛=身体的苦痛+精神的苦痛+社会的苦痛+スピリチュアルペイン
- 身体的苦痛(例:痛み、吐き気、呼吸困難)
- 精神的苦痛(例:不安、恐怖、抑うつ)
- 社会的苦痛(例:孤立感、経済的負担、家族への迷惑)
- スピリチュアルペイン(例:「なぜ私が」「人生の意味は何か」)
- キューブラ―・ロスの死の受容の 5 段階
- 否認:「嘘だ、間違いだ」現実逃避
- 怒り:「なぜ私が」神や他者への怒り
- 取引:「もし~なら」条件付きで延命願望
- 抑うつ:現実受容による深い悲しみ
- 受容:死を静かに受け入れる
- ナンシー・コーンの障害受容の5段階(ステージ理論)
- ショック(例:「私に起きていることではない」混乱状態)
- 回復への期待(例:「きっと治る」「元に戻れる」)
- 悲嘆(例:「私には価値がない」「すべてを失った」深い悲しみと絶望)
- 防衛(例:「障害があっても頑張る」「大したことない」心を保つ前向き思考)
- 適応(例:「以前とは違うが、私には価値がある」「新しい自分として生きよう」)
- バーンアウト(燃え尽き症候群)(例:「仕事に疲れ果てて何もやる気が起きない」)
- 情緒的消耗感:感情的エネルギーの枯渇
- 非人格化:患者を物のように扱う
- 個人的達成感の減退:仕事への無力感・無価値感
80点
- クリニカルパス:どうやって治療を進めるかの計画
- フロイトは心理学を最初に考えた人
- 認知療法の創始者のアーロン・ベックは自然に浮かんでくる考え(例:先生に呼ばれた→怒られるに違いない)を自動思考と呼んだ
- ヤーロムは集団精神療法で治療が進む11の要素を考えた
- 知能検査
- WPPSI(ウェクスラー幼児用知能検査): Preschool -> 幼児という意味
- WISC(ウェクスラー児童用知能検査): Children -> 児童という意味
- WAIS(ウェクスラー成人用知能検査): Adult -> 成人という意味
- 田中ビネーV:2歳~成人、精神年齢とIQ算出
- 認知機能検査
- 日本版コグニスタット認知機能検査:11下位検査で認知機能評価
- ウィスコンシンカード分類検査:カード分類で認知柔軟性を評価
- MMSE(ミニメンタルステート検査):認知症のスクリーニング検査
- 長谷川式認知症スケール:認知症の程度を質問で評価する
- 性格検査
- 質問紙法: 質問に答えることで性格を測定
- MMPI(ミネソタ多面人格目録):550の質問で多面的に性格を評価
- 新版東大式エゴグラム(TEG-Ⅱ):5つの自我状態の心的エネルギー配分を測定
- 矢田部ギルフォード性格検査:12尺度で性格傾向を5類型で判断
- 投影法: 絵や文章で無意識を探る
- バウムテスト:木を描かせて心理状態を分析
- ロールシャッハ・テスト:インクのしみを見て何に見えるかで性格診断
- SCT(文章完成法):短文の続きを書くことで無意識を探る
- 作業検査法: 実際に作業をして性格を評価
- 内田クレペリン検査:数字の連続加算で作業量や傾向を評価
- 質問紙法: 質問に答えることで性格を測定
- ICF(国際生活機能分類)モデル:リハビリテーションを実施する上で、多面的に患者を捉え生活機能評価する
- リンデマンの病的な悲嘆反応
- 遅延反応(例:家族が亡くなった時は悲しまなかったが、数ヶ月後に突然悲しみが襲ってくる)
- 歪曲反応(例:家族が亡くなった時に忘れようと無理して働く)
- 急性期につかわれるやつ:フィンクの危機モデル、悲嘆反応
- 慢性期:アレキシサイミア、セルフエフィカシー、スティグマ
- 終末期:キューブラーロスの死の受容、全人的苦痛
- リハビリで使われるやつ:コーンの障害受容
- 医療従事者に使われるやつ:バーンアウト
- 急性期:認知機能の低下(例:脳梗塞等によるうまく喋れない)、緊急入院の不安、手術後のせん妄、ボディイメージ変化(例:手術で足を失い鏡を見るのがつらい)
- 回復期:治ってきたことで患者自身にやってもらうが患者は不安がり子ども返りする、退院後仕事・生活できるか不安
- 慢性期:長期間の通院と身体的変化により外出しなくなる、感情を出さなくなり社会的にダメな人間だと思い込む、治療期間が長くなるとこの治療で良かったのか心配になる、自分の力で生きている感を出してあげる、そのためにソリューションフォーカストアプローチを使って目標を小さく設定することやソーシャルサポート(情緒的支援、道具的支援、情報的支援、評価的支援)で支援する