成人看護5 アレルギー・膠原病、感染症
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アナフィラキシーショックの主な症状は、全身性の蕁麻疹、呼吸困難、血圧上昇である。
- 回答:✗
- 解説:アナフィラキシーショックでは血圧は「低下」します。血管透過性亢進により血管内から血漿成分が漏出し、循環血液量が減少するため血圧が低下します。全身性蕁麻疹、呼吸困難は正しい症状です。
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アナフィラキシーショックの第1選択薬は、アドレナリンの筋肉内注射である。
- 回答:◯
- 解説:アナフィラキシーショックの治療において、アドレナリンの筋肉内注射(通常は大腿外側)が第1選択薬です。α作用による血管収縮とβ作用による気管支拡張効果により、速やかに症状を改善します。
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ツベルクリン反応は、遅延型アレルギーと呼ばれⅣ型アレルギーである。
- 回答:◯
- 解説:ツベルクリン反応はⅣ型アレルギー(細胞性免疫)で、抗原に感作されたT細胞が関与します。反応が48〜72時間後に現れるため遅延型と呼ばれます。
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メロンやバナナなどの食べ物で、皮膚のかゆみや発赤などの症状がある人はラテックスアレルギーの可能性がある。
- 回答:◯
- 解説:ラテックス-フルーツ症候群として知られています。天然ゴムラテックスとバナナ、メロン、キウイ、アボカドなどの果物には共通抗原があり、交差反応を起こすことがあります。
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膠原病は単一の臓器に障害が起こる。
- 回答:✗
- 解説:膠原病は全身性の自己免疫疾患で、複数の臓器に同時に障害が起こります。皮膚、関節、腎臓、肺、心臓など様々な臓器が侵されることが特徴です。
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全身性エリテマトーデス患者の服薬指導において、自己判断で量の変更をしても良いと指導する。
- 回答:✗
- 解説:ステロイド薬などの免疫抑制剤は、自己判断での増減は危険です。急激な中止は離脱症状や病状悪化を招く可能性があるため、必ず医師の指示に従う必要があります。
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全身性エリテマトーデスの患者に天気が良い日は、散歩などで日光や外気に触れるように指導する。
- 回答:✗
- 解説:SLE患者の多くは光線過敏症があり、紫外線により皮疹の悪化や全身症状の増悪を招きます。日光を避け、外出時は日焼け止め、帽子、長袖を着用するよう指導します。
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関節リウマチの初発症状として、起床時に手指に自覚される朝のこわばりがある。
- 回答:◯
- 解説:関節リウマチの特徴的な症状で、朝起床時に手指の関節がこわばり動かしにくい状態が1時間以上続きます。活動により徐々に改善することが特徴です。
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関節リウマチの治療として、手術療法を行うことはないと説明する。
- 回答:✗
- 解説:薬物療法やリハビリで改善しない場合、人工関節置換術、滑膜切除術などの手術療法を行うことがあります。関節破壊が進行した場合に機能改善のために実施されます。
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副腎皮質ステロイド薬を内服する患者に副作用について説明し、感染予防対策についての指導を行う。
- 回答:◯
- 解説:ステロイド薬は免疫を抑制するため、感染症のリスクが高まります。手洗い、うがい、マスク着用、人混みを避けるなどの感染予防対策の指導が重要です。
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レイノー現象のある患者の看護で手浴、足浴は効果的である。
- 回答:◯
- 解説:レイノー現象は末梢血管の攣縮により指趾が蒼白になる現象です。温めることで血管が拡張し血流が改善するため、手浴・足浴は効果的です。寒冷刺激を避けることも重要です。
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スタンダードプリコーションは、感染症患者に対する標準予防策である。
- 回答:✗
- 解説:スタンダードプリコーション(標準予防策)は、すべての患者に適用される基本的な感染対策です。感染症の有無に関わらず、すべての血液、体液、排泄物などを感染性のあるものとして扱います。
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スタンダードプリコーションにおいて、汗も感染症がある対象である。
- 回答:✗
- 解説:スタンダードプリコーションの対象は、血液、体液(汗を除く)、排泄物、粘膜、損傷のある皮膚です。汗は対象に含まれません。
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感染が成立しないようにするには、感染経路を遮断すれば良い。
- 回答:◯
- 解説:感染成立の3要素は、感染源、感染経路、感受性宿主です。このうちいずれか1つを遮断すれば感染は成立しません。感染経路の遮断は最も実施しやすい予防策です。
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麻しんや結核の感染予防には、標準予防策および飛沫感染予防策を実施する。
- 回答:✗
- 解説:麻しんと結核は空気感染(飛沫核感染)します。標準予防策に加えて、空気感染予防策(陰圧個室、N95マスク着用)が必要です。飛沫感染予防策ではありません。
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個人防護具の着脱の順序で、最初に脱ぐのは手袋である。
- 回答:◯
- 解説:手袋は最も汚染されている可能性が高いため、最初に脱ぎます。脱衣順序は、手袋→ゴーグル→ガウン→マスクの順です。手指衛生は各段階で実施します。
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飛沫感染予防策として、患者の1m以内でケアを行う時はサージカルマスクを着用する。
- 回答:◯
- 解説:飛沫は約1〜2mの範囲で落下するため、患者の1m以内でケアを行う際はサージカルマスクを着用します。インフルエンザ、風疹、流行性耳下腺炎などが対象です。
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肺結核の患者に排菌の可能性がある場合、患者に接触する医療従事者はサージカルマスクを着用する。
- 回答:✗
- 解説:結核は空気感染するため、N95マスク(微粒子用マスク)を着用する必要があります。サージカルマスクでは飛沫核を通過させてしまうため不十分です。
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肺結核の患者に咳嗽が消失すれば、抗結核薬の服用を中止するように指導する。
- 回答:✗
- 解説:結核治療は通常6ヶ月以上継続します。症状が消失しても結核菌が残存している可能性があり、中途半端な治療は薬剤耐性菌を生む原因になります。医師の指示があるまで服薬継続が必要です。
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発熱患者でシバリングを起こしている時にクーリングは禁忌である。
- 回答:◯
- 解説:シバリングは体温を上昇させようとする生体反応です。この時期にクーリングを行うと、さらにシバリングが増強し、患者の苦痛が増大します。保温して体温上昇期を支援します。
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抗菌薬投与後に血液培養を採取する。
- 回答:✗
- 解説:血液培養は抗菌薬投与前に採取します。抗菌薬投与後では起因菌の検出率が低下し、正確な診断ができなくなります。ただし緊急時は採取を待たずに抗菌薬を開始することもあります。
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血液培養の検体採取は、コンタミネーション(汚染)による疑陽性を減らすため異なる部位から2セット以上の採血を行う。
- 回答:◯
- 解説:皮膚常在菌による汚染を鑑別するため、時間や部位を変えて2セット以上採取します。複数のセットで同じ菌が検出されれば真の起因菌と判断できます。
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喀痰は、うがいを十分に行ってから採取する。
- 回答:◯
- 解説:口腔内の常在菌の混入を防ぐため、採取前に水でうがいをします。早朝の起床時に深く咳をして喀出した痰が検査に適しています。唾液ではなく下気道からの痰を採取することが重要です。
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滅菌とは、対象物内のすべての微生物を殺し、生きた微生物が全くない状態をつくることである。
- 回答:◯
- 解説:滅菌は芽胞を含むすべての微生物を死滅または除去し、無菌状態にすることです。消毒は病原微生物を殺滅または除去することで、芽胞まで除去するとは限りません。
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敗血症性ショックは、意識障害や血圧低下を起こすため異常の早期発見に努めショックの初期対応の準備をしておく。
- 回答:◯
- 解説:敗血症性ショックは致死率が高く、早期発見・早期治療が重要です。バイタルサイン、意識レベル、尿量などの観察を行い、異常時は速やかに輸液、昇圧剤、酸素投与などの初期対応を行います。