栄養
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過去問
問1. 五大栄養素を熱量素と保全素に分けて書きなさい。
熱量素(炭水化物(糖質)・脂質・タンパク質) 保全素(ビタミン・ミネラル)
問2. 次の文章の( )内に当てはまる語句を書きなさい。
① たんぱく質は、炭素・水素・酸素のほか、約16%の( )を含む。
正答:窒素
② 脂肪は、1つの( )と3つの( )からできている。
正答:グリセロール、脂肪酸
③ 体内で合成できない脂肪酸を( )といい、( )・( )・( )がある。
正答:必須脂肪酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸
④ ( )に富む脂肪は、コレステロール値を高め、動脈硬化の方向に働き、( )に富む油は逆の方向に向くとされる。
正答:飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸
⑤ 脂溶性ビタミンは( )・( )・( )・( )の4つである。
正答:A、D、E、K
⑥ ショ糖は、( )と( )からなる。
正答:ブドウ糖、果糖
⑦ ( )は、ヒトの消化酵素では分解されない食物中の難消化性成分である。
正答:食物繊維
⑧ 小腸から吸収された単糖類は、肝臓に運ばれ、( )として蓄えられ、必要に応じて( )になり血中に放出される。
正答:グリコーゲン、ブドウ糖
⑨ 赤血球のヘモグロビンの成分をなす( )は、貝・肝臓・ひじき・大豆などに多く含む
正答:鉄
⑩ 緑黄色野菜に多く含まれる( )は、吸収後、必要に応じてレチノールに変換される。
正答:βカロテン
⑪ 胎児の神経管閉鎖障害を防ぐため( )を妊娠前や妊婦に十分な摂取が必要である。
正答:葉酸
⑫ 骨や歯に含まれる( )は欠乏すると( )を引き起こし、血中に不足すると( )を起こす。
正答:カルシウム、骨粗鬆症、テタニー
⑬ 推定エネルギー必要量は、( )と( )から求められる。
正答:基礎代謝量、身体活動レベル
問3. 次のビタミンと関係が深い疾患を選びなさい
- ビタミン: A, D, C, B1, B2, B12
- 疾患: くる病, 夜盲症, 壊血病, 脚気, 口角炎・口唇炎, 巨赤芽球性貧血
正答:
- ビタミンA → 夜盲症
- ビタミンD → くる病
- ビタミンC → 壊血病
- ビタミンB1 → 脚気
- ビタミンB2 → 口角炎・口唇炎
- ビタミンB12 → 巨赤芽球性貧血
解説:
- ビタミンA:視覚障害(夜盲症)、皮膚障害、免疫低下
- ビタミンD:骨の形成障害(くる病、骨軟化症)
- ビタミンC:結合組織の障害(壊血病)、免疫低下
- ビタミンB1:神経障害、心不全(脚気)
- ビタミンB2:口唇炎、口角炎、皮膚炎
- ビタミンB12:巨赤芽球性貧血、神経障害
問4. 次の文章の( )内に当てはまる数字を書きなさい。
- アトウォーターのエネルギー換算係数は、糖質( )kcal・脂質( )kcal・タンパク質( )kcalである。
正答:4、9、4
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、Naの目標量を食塩(NaCl)相当量で、成人男性で1日( )g未満、女性で( )g未満とする。高血圧症での食塩は、1日( )g未満とする。
正答:7.5、6.5、6.0
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、タンパク質の推奨量を成人男性で1日( )g、女性で( )gとする。
正答:65、50
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、脂肪のエネルギー比率の目標量は、( )~( )%とする。
正答:20、30
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、炭水化物の目標量は1日( )~( )%とする。
正答:50、65
- 糖尿病の食品交換表は、4群6表に分類され、1単位を( )kcalとする。
正答:80
問5. 次の食事療法についての問題を読み、それぞれ答えなさい。
I. 病院食について、誤っているものはどれか。
- 入院患者の食事は、管理栄養士が発行する食事箋に基づいて提供される。
- 特別治療食には、検査食が含まれる。
- 栄養アセスメントの項目には、環境要因が含まれる。
- 治療食には、疾患別分類と栄養素別分類(栄養成分別分類)がある。
正答:1
解説:
- (正解)入院患者の食事は、医師が発行する食事箋に基づいて提供される(管理栄養士ではない)。
- 特別治療食には検査食が含まれる。
- 栄養アセスメントの項目には、食事摂取状況、身体状況、臨床検査値に加えて環境要因も含まれる。
- 治療食は、疾患別分類(糖尿病食、腎臓病食など)と栄養素別分類(低塩食、低たんぱく食など)に分けられる。
II. 慢性腎臓病の食事療法で正しいのはどれか。
- 水分の制限が必要である。
- ステージG3ではタンパク質の制限は行わない。
- 食塩摂取量は3g/日以上6g/日未満を基本とする。
- 成人の摂取エネルギー量は10~15 kcal/kg/日が推奨される。
正答:3
解説:
- 慢性腎臓病では、必ずしもすべての患者に水分制限が必要なわけではない。浮腫や尿量減少がある場合に制限が必要となる。
- 慢性腎臓病ステージG3(eGFR 30~59)では、タンパク質の過度な制限は行わないが、0.8~1.0 g/kg/日程度の軽度の制限が推奨される(制限は行わないわけではない)。
- (正解)食塩摂取量は3g/日以上6g/日未満を基本とする。これは慢性腎臓病の食事療法における基本的な塩分管理の指針である。
- 成人の摂取エネルギー量は25~35 kcal/kg/日が推奨される(10~15 kcal/kg/日は不足)。
III. 透析療法を受ける患者の食事療法について、誤っているのはどれか。
- カリウムの過剰摂取は、致死的な不整脈が起こる危険があるため、制限する。
- エネルギー過剰は、予後不良要因の肥満をもたらすため、注意する。
- 食塩摂取量の増加は、飲水量の増加につながるため、制限する。
- リンの過剰摂取は、血管壁の異所性石灰化などの合併症を引き起こすが、透析で除去できるため制限する。
正答:2
解説:
- カリウムの過剰摂取は高カリウム血症を引き起こし、致死的な不整脈の原因となるため制限が必要である(正しい)。
- (正解)この記述は誤り。透析患者の食事療法では、エネルギーは適正量を摂取することが重要である。エネルギー過剰による肥満も問題だが、エネルギー不足による低栄養も予後不良因子となる。単に「注意する」という曖昧な表現ではなく、適正なエネルギー管理が必要である。
- 食塩摂取量の増加は口渇感を招き、飲水量が増加し体液貯留につながるため制限が必要である(正しい)。
- リンの過剰摂取は血管壁の異所性石灰化などの合併症を引き起こす。透析ではリンの除去効率が悪いため、食事からの摂取制限が重要である(正しい)。
IV. 動脈硬化症疾患予防のための食事について、誤っているものはどれか。
- 食塩の摂取は、6g/日未満を目標とする。
- 脂質は、摂取エネルギーの40~50%とする。
- n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取を増やす。
- アルコール摂取は、25g/日以下に抑える。
正答:2
解説:
- 食塩の摂取は6g/日未満を目標とすることが推奨されている。
- (正解)脂質は摂取エネルギーの20~30%が適切である(40~50%は過剰)。
- n-3系多価不飽和脂肪酸(EPA、DHAなど)は動脈硬化予防に効果があるため、摂取を増やすことが推奨される。
- アルコール摂取は25g/日以下(日本酒1合、ビール500ml程度)に抑えることが推奨される。
V. 虚血性心疾患患者の食事療法で、正しいのはどれか。
- 1日当たりの摂取エネルギーは、標準体重1kgあたり60kcalにする。
- 1日当たりの塩分摂取量は、10g未満にする。
- 飽和脂肪酸を多く摂取する。
- 食物繊維を多く摂取する。
正答:4
解説:
- 1日当たりの摂取エネルギーは標準体重1kgあたり25~30kcalが適切である(60kcalは過剰)。
- 1日当たりの塩分摂取量は6g未満が推奨される(10g未満では不十分)。
- 飽和脂肪酸は動脈硬化を促進するため、制限する必要がある(多く摂取してはいけない)。
- (正解)食物繊維は血中コレステロールを低下させ、動脈硬化予防に効果があるため、多く摂取することが推奨される。
VI. 消化器疾患の食事療法の原則について、正しいのはどれか。
- 肝硬変の非代償期は、高たんぱく食とする。
- 胃・十二指腸潰瘍は、胃酸分泌を促進する食事とする。
- 急性膵炎は、脂質を制限した食事とする。
- 急性下痢症の初期は、繊維の多い食事とする。
正答:3
解説:
- 肝硬変の非代償期で肝性脳症のリスクがある場合は、低たんぱく食とする(高たんぱく食ではない)。
- 胃・十二指腸潰瘍では、胃酸分泌を抑制する食事が基本である(促進してはいけない)。
- (正解)急性膵炎では膵臓への負担を軽減するため、脂質を制限した食事とする。
- 急性下痢症の初期は、腸への刺激を避けるため繊維を制限する(繊維の多い食事は避ける)。
VII. 食事療法について誤っているのはどれか。
- 肝性脳症の徴候がある場合、高タンパク食にする。
- 高血圧症の患者の食事療法の基本は、食塩制限である。
- 鉄欠乏性貧血では、鉄分と共にビタミンCを摂る。
- 高尿酸血症では、アルコール、プリン体を多く含む食品を控える。
正答:1
解説:
- (正解)肝性脳症の徴候がある場合は、アンモニアの産生を抑えるため低タンパク食とする(高タンパク食は誤り)。
- 高血圧症の食事療法の基本は食塩制限である(1日6g未満)。
- 鉄欠乏性貧血では、鉄分とともにビタミンCを摂取すると鉄の吸収が促進される。
- 高尿酸血症では、尿酸値を上昇させるアルコールやプリン体を多く含む食品(レバー、魚卵など)を控える。
VIII. 食事療法について誤っているのはどれか。
- 高尿酸血症では、アルコール、プリン体を多く含む食品を控える。
- 高血圧症の患者の食事療法の基本は、食塩制限である。
- 加齢に伴って起こるフレイルを予防するには良質なタンパク質を摂る。
- うっ血性心不全の患者の食事療法の基本は、減塩、高エネルギー食である。
正答:4
解説:
- 高尿酸血症では、アルコールやプリン体を多く含む食品を控えることが推奨される。
- 高血圧症の食事療法の基本は食塩制限である。
- フレイル(加齢に伴う虚弱)を予防するには、筋肉量を維持するため良質なタンパク質を摂取することが重要である。
- (正解)うっ血性心不全の患者の食事療法は、減塩が基本であるが、高エネルギー食ではなく適正エネルギー食とする(心臓への負担を考慮してエネルギー制限も必要な場合がある)。
IX. 栄養補給について、誤っているのはどれか。
- 栄養補給の方法には、消化管栄養法と静脈栄養法がある。
- 末梢静脈栄養として使用できるブドウ糖の濃度は、約50%が限度である。
- 静脈栄養には、末梢静脈を利用する方法と中心静脈を利用する方法がある。
- 経管栄養のために、経皮内視鏡的胃瘻造設術が用いられることがある。
正答:2
解説:
- 栄養補給の方法は、消化管栄養法(経口栄養、経管栄養)と静脈栄養法に大別される。
- (正解)末梢静脈栄養として使用できるブドウ糖の濃度は約10~20%が限度である(50%は高すぎて血管炎を起こす)。
- 静脈栄養には、末梢静脈栄養(PPN)と中心静脈栄養(TPN)がある。
- 経管栄養のために、経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)が用いられることがある。
X. 特殊栄養法について、正しいのはどれか。
- 消化管が機能している場合は、静脈栄養法が基本である。
- 経管栄養法に腸瘻(空腸瘻)は含まれない。
- 1週間程度の経管栄養管理が必要な場合、胃瘻を造設する。
- 経腸栄養剤は、医薬品と食品に分類される。
正答:4
解説:
- 消化管が機能している場合は、経管栄養法が基本である(静脈栄養法ではない)。「腸が使えるなら腸を使え」が原則。
- 経管栄養法には、鼻胃管、胃瘻、腸瘻(空腸瘻)が含まれる。
- 1週間程度の短期間の経管栄養管理では鼻胃管を使用する(胃瘻造設は4週間以上の長期管理が必要な場合)。
- (正解)経腸栄養剤は医薬品と食品に分類される。
練習プリント(第1回)
問1. 食事の指針について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 「食生活指針」には、「食事を楽しみましょう」「適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を」などがある
- 食塩や脂肪を控えることは健康維持に当然のこととして、「食生活指針」に含まれていない
- 「日本人の食事摂取基準」は一般国民を主な対象としている
- 「食事バランスガイド」は、疾病に沿って適切な料理例が示されている
正答:1
解説:
- (正解)「食生活指針」には「食事を楽しみましょう」「適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を」などの項目が含まれている。
- 食塩や脂肪を控えることは「食生活指針」に含まれている(「塩辛い食品を控えめに」「脂肪のとりすぎをやめましょう」など)。
- 「日本人の食事摂取基準」は、健康な個人および集団を対象として、健康増進・生活習慣病予防を目的としたものであるが、主な対象は医療・福祉関係者である。
- 「食事バランスガイド」は、疾病別ではなく、一般の健康な人を対象に、1日に「何を」「どれだけ」食べればよいかを示したものである。
問2. 水溶性ビタミンで、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンD
- ビタミンK
正答:2
解説:
- 水溶性ビタミン:ビタミンB群(B₁、B₂、B₆、B₁₂、ナイアシン、葉酸など)、ビタミンC
- 脂溶性ビタミン:ビタミンA、D、E、K
したがって、選択肢の中で水溶性ビタミンはビタミンBのみ。
問3. 次のうち、誤っているものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 糖質、脂質、たんぱく質は3大栄養素であり、エネルギー源になる
- 飽和脂肪酸に富む脂肪は、血中コレステロール値を高める
- ミネラルやビタミンは保全素とよばれる
- 単糖類は大腸で吸収され、肝臓に運ばれ、グリコーゲンとして蓄えられ、必要時にブドウ糖にして血中に放出する
正答:4
解説:
- 糖質、脂質、たんぱく質は3大栄養素であり、エネルギー源となる(正しい)。
- 飽和脂肪酸に富む脂肪は血中コレステロール値を高める(正しい)。
- ミネラルやビタミンは保全素とよばれる(正しい)。
- (誤り)単糖類は小腸で吸収され、肝臓に運ばれ、グリコーゲンとして蓄えられる。大腸ではなく小腸で吸収される。
問4. 次のうち、必須アミノ酸でないものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- バリン、リジン、メチオニン
- ロイシン、トリプトファン、スレオニン
- フェニルアラニン、イソロイシン、ヒスチジン
- トリプシン、キモトリプシン、ペプチド
正答:4
解説:
- 必須アミノ酸(9種類):バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、スレオニン、ヒスチジン
- トリプシン、キモトリプシン:タンパク質分解酵素
- ペプチド:アミノ酸が結合した化合物
したがって、4の選択肢はすべて必須アミノ酸ではない。
問5. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- a. ビタミンA — 脂溶性 — 夜盲症 — 肝油・カボチャ
- b. ビタミンB₁ — 脂溶性 — 脚気 — 落花生・豚肉
- c. ビタミンC — 水溶性 — 壊血病 — レモン・緑茶
- d. ビタミンD — 水溶性 — 悪性貧血 — 卵黄・魚肉
- a, b
- a, c
- b, d
- c, d
正答:2
解説:
- a. ビタミンA — 脂溶性 — 夜盲症 — 肝油・カボチャ(正しい)
- b. ビタミンB₁ — 水溶性(脂溶性ではない)— 脚気 — 落花生・豚肉(誤り)
- c. ビタミンC — 水溶性 — 壊血病 — レモン・緑茶(正しい)
- d. ビタミンD — 脂溶性(水溶性ではない)— くる病(悪性貧血ではない)— 卵黄・魚肉(誤り)
したがって、a、cが正しい組み合わせ。
問6. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 食物繊維は、消化性炭水化物や糖の臓器通過を促進する。ヒトの消化酵素で消化できる。
- 必須アミノ酸は11種類ある。
- 水溶性ビタミンは、エネルギーの生成には影響しない。
- 水やミネラルはエネルギー源とはならないが、体液の水分と電解質の恒常性を保っている
正答:4
解説:
- 食物繊維は、消化性炭水化物や糖の臓器通過を遅延させる。ヒトの消化酵素で消化できない(誤り)。
- 必須アミノ酸は9種類である(誤り)。
- 水溶性ビタミンは、エネルギーの生成に関与する(誤り)。例えば、ビタミンB群はエネルギー代謝に重要な役割を果たす。
- (正解)水やミネラルはエネルギー源とはならないが、体液の水分と電解質の恒常性を保っている。
問7. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 栄養素の摂取不足回避の指標として「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」がある。
- BMIは、「体重(kg) / 身長(cm) / 身長(cm)」で算出する。
- 標準体重(kg)は、身長(m)×身長(m)×20で算出する。
- 推定エネルギー必要量は、「標準体重(kg)×身体活動レベル」で算出する。
正答:1
解説:
- (正解)栄養素の摂取不足回避の指標として「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」がある。
- BMIは、「体重(kg) / (身長(m) × 身長(m))」で算出する(誤り)。
- 標準体重(kg)は、身長(m)×身長(m)×22で算出する(誤り)。
- 推定エネルギー必要量は、「基礎代謝量 × 身体活動レベル」で算出する(誤り)。
問8. ビタミンについて正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- ビタミンAやビタミンDは、腸内細菌によって合成されるので不足はない。
- ビタミンKの欠乏症で血液凝固が亢進する
- 葉酸は、胎児の正常な発育に関与する
- ビタミンB12は、補酵素の役割はなく、植物性食品に多く含まれる
正答:3
解説:
- ビタミンAやビタミンDは腸内細菌によって合成されないため、食事からの摂取が必要である(誤り)。
- ビタミンKの欠乏症では血液凝固が低下する(誤り)。
- (正解)葉酸は、胎児の正常な発育に関与し、特に神経管閉鎖障害の予防に重要である。
- ビタミンB12は補酵素の役割を果たし、主に動物性食品に含まれる(誤り)。
問9. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 栄養素は炭水化物、脂質、たんぱく質・無機質・ビタミンを五大栄養素という。
- 炭水化物、脂質、たんぱく質は3大栄養素または保全素とよばれている
- ミネラルやビタミンは、わずかな摂取量の差では生体に危険を及ぼすことはない。
- 必須脂肪酸は体内で合成できる。
正答:1
解説:
- (正解)栄養素は炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質(ミネラル)、ビタミンを五大栄養素という。
- 炭水化物、脂質、たんぱく質は3大栄養素とよばれているが、保全素ではない(誤り)。
- ミネラルやビタミンは、わずかな摂取量の差でも生体に危険を及ぼすことがある(誤り)。
- 必須脂肪酸は体内で合成できないため、食事から摂取する必要がある(誤り)。
問10. 不可欠アミノ酸で、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- アスパラギン
- グルタミン
- イソロイシン
- グリシン
正答:3
解説:
- アスパラギンは非必須アミノ酸である(誤り)。
- グルタミンは非必須アミノ酸である(誤り)。
- (正解)イソロイシンは必須アミノ酸である。
- グリシンは非必須アミノ酸である(誤り)。
練習プリント(第2回)
問1. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 病院食の一般食(一般治療食)は、社会保険診療において特別食加算がつく
- 身体活動レベルⅡは、移動や立位の多い仕事に従事している人や活発にスポーツをする人などが該当する
- 食事摂取基準は、患者の食事指導、食事療法、食事制限を中心に考えられている
- 栄養素の目標量は、生活習慣病の予防を目的として、食事摂取基準を設定する必要のある栄養素に関して決められている
正答:4
解説:
- 一般食(一般治療食)には特別食加算はつかない(つくのは特別治療食)。
- 身体活動レベルⅡは、座位中心の仕事だが移動や立位作業もある、または通勤・買い物・家事・軽いスポーツなどを含む人が該当する。移動や立位の多い仕事や活発なスポーツをする人は身体活動レベルⅢに該当する。
- 食事摂取基準は、健康な個人および集団を対象として、健康増進・生活習慣病予防を目的として策定されている(患者の食事療法が中心ではない)。
- (正解)栄養素の目標量は、生活習慣病の予防を目的として設定されている。
問2. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- a. 栄養素別治療食は、原則としてエネルギーは200kcalきざみ、たんぱく質・脂質・糖質は5gあるいは10gきざみとなっている
- b. 入院中の患者の食事は、食事箋により栄養士が献立をつくり調理する
- c. 管理栄養士の資格は、国家試験合格者に与えられ、高度の栄養指導に従事する
- d. 約束食事箋とは、患者との話し合いで決める食事のことである
- a, c
- a, d
- b, c
- b, d
正答:1
解説:
- a. 栄養素別治療食は、原則としてエネルギーは200kcalきざみ、たんぱく質・脂質・糖質は5gあるいは10gきざみとなっている(正しい)。
- b. 入院中の患者の食事は、医師が発行する食事箋により管理栄養士が献立をつくり調理する(栄養士ではなく管理栄養士が中心となる)。
- c. 管理栄養士の資格は、国家試験合格者に与えられ、高度の栄養指導に従事する(正しい)。
- d. 約束食事箋とは、あらかじめ病院で決められた食事の種類と内容を示したものである(患者との話し合いで決めるものではない)。
問3. 食事について、誤っているものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 病院食には、一般治療食と特別食(特別治療食)があり、一般治療食は、特別な栄養素の制限がなく、バランスよく栄養素を摂ることができる食事である
- 治療食を食べている患者で食欲がない場合、食欲が出るよう好きなものを少量ずつ食べてもらう
- 食事は、食欲をそそるよう、美しく盛りつけ、温度、時間にも気を配る
- 食事は、楽しい雰囲気で食べられるよう配慮する
正答:2
解説:
- 病院食には一般治療食と特別治療食があり、一般治療食は栄養バランスの良い食事である(正しい)。
- (誤り)治療食を食べている患者で食欲がない場合でも、医師の指示に基づいた治療食を基本とする。好きなものを自由に食べてもらうことは治療の妨げになる可能性がある。
- 食事は美しく盛りつけ、適切な温度、時間に提供することが大切である(正しい)。
- 食事は楽しい雰囲気で食べられるよう配慮することが大切である(正しい)。
問4. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 病院の一般食には、常食、軟食、流動食などがある
- 病院食は、個人別に年齢と身長、体重を測定してつくられる
- 経管栄養法や経静脈栄養法は、一般栄養法である
- 最近の病院食は、栄養素別分類から疾患別分類にする病院が増えている
正答:1
解説:
- (正解)病院の一般食には、常食、軟食、流動食などがある。
- 病院食は、年齢、性別、身長、体重、活動量などを考慮して作られる(身長、体重だけではない)。
- 経管栄養法や経静脈栄養法は、特殊栄養法である(一般栄養法ではない)。
- 最近の病院食は、疾患別分類から栄養素別分類にする病院が増えている(逆)。
問5. 一般食について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 七分粥とは、粥3:おも湯7である
- 流動食とは、固形分を少し含んだスープ類が多い
- 粥食では分数が多いほど栄養素の制約を受ける
- 濃厚流動食は少量で高エネルギーを摂取でき、栄養素のバランスも整う。アイスクリームは作り方によってエネルギーの高い流動食となる
正答:4
解説:
- 七分粥とは、米1:水7の割合で作る粥である(粥7:おも湯3)。
- 流動食とは、固形分をほとんど含まない液状の食事である(固形分を少し含むのは軟食)。
- 粥食では分数が少ないほど(三分粥など)水分が多く、栄養素の制約を受ける。
- (正解)濃厚流動食は少量で高エネルギーを摂取でき、栄養バランスも整っている。アイスクリームは作り方によってエネルギーの高い流動食となる。
問6. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- a. 食事療法は、病気を治療するための手段であるため、食欲のない患者でも全量摂取させる
- b. 離乳食は初期、中期、後期の3種類が設定されている
- c. 流動食から軟食、軟食から常食への移行は、できるだけ遅いほうが負担はかからなくてよい
- d. 経管栄養には、主に短期で行う経鼻経腸栄養と長期の際に行う胃瘻・腸瘻がある
- a, b
- a, c
- b, d
- c, d
正答:3
解説:
- a. 食事療法は重要だが、食欲のない患者に無理に全量摂取させることは適切ではない(誤り)。
- b. 離乳食は初期、中期、後期、完了期の4種類が設定されている(誤り - 3種類ではない)。
- c. 流動食から軟食、軟食から常食への移行は、できるだけ早いほうが負担がかからない(誤り)。
- d. 経管栄養には、主に短期で行う経鼻経腸栄養と長期の際に行う胃瘻・腸瘻がある(正しい)。
※この問題は選択肢の組み合わせを見ると、bとdの組み合わせが正答とされているが、bは厳密には誤りである可能性がある。離乳食は通常4段階(初期、中期、後期、完了期)とされることが多いが、完了期を含めず3段階とする場合もあるため、3が正答とされている。
問7. 胆石症の食事療法について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 発症の誘因に暴飲暴食がある
- 脂質の摂取不足後に発症することが多い
- 疼痛発作が起きて数日は流動食にする
- 急性期の経口摂取開始後は、たんぱく質の摂取を控える
正答:1
解説:
- (正解)胆石症の発症の誘因には暴飲暴食がある。
- 脂質の過剰摂取後に発症することが多い(摂取不足ではない)。
- 疼痛発作が起きた場合は、まず絶食とし、症状が落ち着いてから流動食に移行する。
- 急性期の経口摂取開始後は、脂質の摂取を控える(たんぱく質ではない)。
問8. 次のうち、誤っているものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 乳幼児の食物アレルギーの原因食品で最も多いのは小麦である
- 主に動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性食品や乳製品に含まれる非ヘム鉄とでは、ヘム鉄のほうが吸収率が高い
- 食品中の鉄は胃酸やビタミンCで還元されて小腸から吸収される
- 繊維の豊富な食品に、野菜、海藻、きのこなどがある
正答:1
解説:
- (誤り)乳幼児の食物アレルギーの原因食品で最も多いのは鶏卵である(小麦ではない)。
- ヘム鉄(動物性食品)のほうが非ヘム鉄(植物性食品)よりも吸収率が高い(正しい)。
- 食品中の鉄は胃酸やビタミンCで還元されて小腸から吸収される(正しい)。
- 繊維の豊富な食品には野菜、海藻、きのこなどがある(正しい)。
問9. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 糖質は、十二指腸から吸収され、グリコーゲンとして肝臓に蓄えられる
- 脂肪は、リパーゼの働きで分解され十二指腸から吸収される
- たんぱく質は、ペプシンにより分解される
- 鉄は、主として小腸から吸収される
正答:3
解説:
- 糖質は小腸(主に空腸)から吸収される(十二指腸だけではない)。
- 脂肪はリパーゼの働きで分解され、小腸(主に空腸)から吸収される(十二指腸だけではない)。
- たんぱく質はペプシンにより分解される(正しいが、さらにトリプシンなど他の酵素でも分解される)。
- 鉄は主として小腸(十二指腸と空腸上部)から吸収される。
問10. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 脂質異常症は、高エネルギー食により増悪するので、低脂肪、高エネルギー食、節酒、禁煙とする
- 大豆油、オリーブ油、ゴマ油などの飽和脂肪酸は、血中コレステロールを高くする
- 膵炎の回復期には、脂質制限が解除される
- 胆嚢炎では、脂質を制限したりアルコールや刺激物を控えるなどの食事療法を行う
正答:4
解説:
- 脂質異常症は高エネルギー食により増悪するので、低脂肪、低エネルギー食、節酒、禁煙とする(高エネルギー食ではない)。
- 大豆油、オリーブ油、ゴマ油などには不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中コレステロールを下げる(飽和脂肪酸ではない)。
- 膵炎の回復期でも、脂質制限は継続する(解除されない)。
- (正解)胆嚢炎では、脂質を制限したりアルコールや刺激物を控えるなどの食事療法を行う。
練習プリント(第3回)
問1. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 小児の肥満では厳しいエネルギー制限を行う
- 手術前は、低たんぱく血症に陥ることが多い
- 糖質の摂取量が多いことが高齢者のフレイル発症のリスク低下と関連する
- 保健機能食品の栄養機能食品は、許可申請が必要である
正答:2
解説:
- 小児の肥満では、成長への影響を考慮し、厳しいエネルギー制限は行わない(軽度の制限にとどめる)。
- (正解)手術前の患者は、食事摂取不良や炎症などにより低たんぱく血症に陥ることが多い。
- タンパク質の摂取量が多いことが高齢者のフレイル発症のリスク低下と関連する(糖質ではない)。
- 栄養機能食品は、規格基準に適合していれば許可申請は不要である(特定保健用食品は申請が必要)。
問2. 栄養療法について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 特殊栄養法には、静脈を経て行う静脈栄養法のみがある
- 成分栄養剤は食物繊維が含まれておらず残渣がほとんどない
- 特別食の疾病別分類食は、合併症がある場合に対応しやすい
- 静脈栄養法では、2週間以上にわたる長期の場合に末梢静脈栄養法がよく用いられる
正答:2
解説:
- 特殊栄養法には、経管栄養法と静脈栄養法がある(静脈栄養法のみではない)。
- (正解)成分栄養剤は、アミノ酸、糖質、脂質などの成分に分解された栄養素で構成され、食物繊維が含まれておらず残渣がほとんどない。
- 栄養素別分類食は、合併症がある場合に対応しやすい(疾病別分類食ではない)。
- 静脈栄養法で2週間以上の長期の場合は、中心静脈栄養法がよく用いられる(末梢静脈栄養法は短期用)。
問3. 中心静脈栄養法(TPN)について、誤っているものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 高エネルギー(高カロリー)輸液、完全静脈栄養ともよばれる
- 1日に必要なエネルギー量を投与することができる
- カテーテルは内頸静脈または鎖骨下静脈を経て上大静脈まで通す
- 消化管の機能が不十分な場合に行われるが、副作用は少ない
正答:4
解説:
- 中心静脈栄養法(TPN)は、高カロリー輸液、完全静脈栄養ともよばれる(正しい)。
- 1日に必要なエネルギー量を投与することができる(正しい)。
- カテーテルは内頸静脈または鎖骨下静脈を経て上大静脈まで通す(正しい)。
- (誤り)中心静脈栄養法には、感染症、血栓症、カテーテル関連合併症などの副作用がある。
問4. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- a. 慢性腎臓病 — 低たんぱく・高エネルギー食
- b. 肥満症 — 低たんぱく・低エネルギー食
- c. 肝炎回復期 — 低たんぱく・高エネルギー食
- d. 高血圧症 — 減塩、低エネルギー食
- a, c
- a, d
- b, d
- c, d
正答:3
解説:
- a. 慢性腎臓病 — 低たんぱく・適正エネルギー食(高エネルギー食ではない)。
- b. 肥満症 — 低たんぱく・低エネルギー食(たんぱく質は適正量を摂取する。低たんぱくではない)。
- c. 肝炎回復期 — 高たんぱく・高エネルギー食(低たんぱくではない)。
- d. 高血圧症 — 減塩、低エネルギー食(正しい)。
問5. 食事療法について、誤っているものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- うっ血性心不全の食事は、減塩、低エネルギー食である
- 脂質異常症では、低脂肪、低エネルギー食とし、動脈硬化症を予防する
- 本態性高血圧症では、食塩制限は必要であるが、エネルギーの制限は特にしなくてよい
- 動脈硬化症では、脂質を制限し、エネルギー摂り過ぎに注意する
正答:3
解説:
- うっ血性心不全の食事は、減塩が基本である。エネルギーは適正量とする(低エネルギー食とするのは不適切。適正エネルギー食が正しい)。
- 脂質異常症では、低脂肪、低エネルギー食(肥満がある場合)とし、動脈硬化症を予防する(正しい)。
- (誤り)本態性高血圧症では、食塩制限が基本であるが、肥満がある場合はエネルギー制限も必要である。
- 動脈硬化症では、脂質を制限し、エネルギー摂り過ぎに注意する(正しい)。
問6. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- a. 熱性疾患では、ビタミンの必要量が増すので、ビタミン剤で補給するのがよい
- b. 肥満症の場合は、食事量を減らし、糖質・脂肪・たんぱく質を制限する
- c. 便秘の場合は、玄米、麦めし、ごぼう、豆類、きのこ類、海藻、寒天などを摂取するとよい
- d. 胃切除後は、1回の食事量を少なく、初めの3か月は1日3~4回に分ける
- a, c
- a, d
- b, c
- b, d
正答:1
解説:
- a. 熱性疾患では、ビタミンの必要量が増すので、ビタミン剤で補給するのがよい(正しい)。
- b. 肥満症の場合は、食事量を減らし、糖質・脂肪を制限するが、たんぱく質は適正量を摂取する(制限しない)。
- c. 便秘の場合は、玄米、麦めし、ごぼう、豆類、きのこ類、海藻、寒天などを摂取するとよい(正しい)。
- d. 胃切除後は、1回の食事量を少なく、初めの6か月~1年は1日5~6回に分ける(3~4回は少ない)。
問7. 次のうち、正しい組み合わせを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 肝硬変 — たんぱく質制限、エネルギー制限
- 潰瘍性大腸炎 — エネルギー制限
- 慢性膵炎 — 脂肪制限
- 高尿酸血症 — カルシウム摂取
正答:3
解説:
- 肝硬変(代償期) — 高たんぱく・高エネルギー食(制限ではない。ただし、非代償期で肝性脳症がある場合は低たんぱく食)。
- 潰瘍性大腸炎 — 高エネルギー・低脂肪・低残渣食(制限ではない)。
- (正解)慢性膵炎 — 脂肪制限。
- 高尿酸血症 — プリン体制限、水分摂取(カルシウム摂取ではない)。
問8. 糖尿病の食事療法について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 糖質は制限するが、脂肪やたんぱく質は十分に与える
- 1日の摂取エネルギーを決めるには、目標体重が基準になっている
- 飽和脂肪酸やショ糖、果糖の制限はない
- 炭水化物のエネルギーの比率は決められているが、脂質はない
正答:2
解説:
- 糖尿病の食事療法では、糖質だけでなく、脂肪やたんぱく質もバランスよく適正量を摂取する(十分に与えるわけではない)。
- (正解)1日の摂取エネルギーを決めるには、目標体重(標準体重)が基準になっている。
- 飽和脂肪酸やショ糖、果糖の制限がある。
- 炭水化物だけでなく、脂質のエネルギー比率も決められている(20~30%)。
問9. 痛風について、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 高尿酸血症が持続した結果、急性関節炎を起こす疾患である
- 摂取エネルギーの制限はないが、プリン体の制限はある
- 水分を摂りすぎないようにする
- アルコール、肉類、魚介類の摂取と発症の関係は低い
正答:1
解説:
- (正解)痛風は、高尿酸血症が持続した結果、尿酸塩結晶が関節に沈着して急性関節炎を起こす疾患である。
- 摂取エネルギーの制限も必要である(肥満がある場合)。プリン体の制限もある。
- 水分を多く摂るようにする(尿酸の排泄を促進するため)。
- アルコール、肉類、魚介類の摂取と発症の関係は高い。
問10. 次のうち、正しいものを1つ選び、番号を○で囲みなさい。
- 動脈硬化性疾患の食事指導は、炭水化物エネルギー比を50~60%にする
- 潰瘍性大腸炎の寛解期の食事は、低たんぱく質、低炭水化物、低残渣食とする
- 胃・十二指腸潰瘍で出血がある場合の食事は、粥食にする
- 手術後の経口栄養は、中心静脈栄養法や経腸栄養法が終了してから行われる
正答:1
解説:
- (正解)動脈硬化性疾患の食事指導では、炭水化物エネルギー比を50~60%にする。
- 潰瘍性大腸炎の寛解期の食事は、高たんぱく質、高炭水化物、低脂肪、低残渣食とする。
- 胃・十二指腸潰瘍で出血がある場合は、まず絶食とし、症状が落ち着いてから流動食、粥食に移行する。
- 手術後の経口栄養は、中心静脈栄養法や経腸栄養法と併用しながら徐々に移行する(終了してからではない)。