基礎3排泄
言ってたところ
■尿失禁
- 機能性尿失禁:排尿機能は保たれているが環境や身体・認知の問題でトイレに間に合わない状態。
- 切迫性尿失禁:急な強い尿意とともに膀胱が収縮し我慢できず漏れる状態。
- 腹圧性尿失禁:咳やくしゃみなど腹圧上昇時に少量の尿が漏れる状態。
- 反射性尿失禁:尿意がないまま膀胱反射で突然多量に排尿してしまう状態。
- 溢流性尿失禁:膀胱に尿が過剰にたまり、あふれるように少しずつ漏れる状態。
- ◯×問題。×は線を引いて直す
- 床上排泄を教科書で見ておく
- 陰部洗浄を教科書で見ておく
過去の准看護師試験で排泄と陰部洗浄の問題
問)陰部洗浄について、適切でないのはどれか。
- シャワーボトル(プラスチックボトル)には、38〜40℃の温湯を入れておく。
- 上体はセミファーラー位にする。
- 陰部は傷つきやすいのでやさしく洗う。
- 女性は、肛門から尿道口に向かって洗浄する。
答え:4
- 1:○ 38〜40℃の温湯が適切
- 2:○ セミファーラー位で安定して行える
- 3:○ 陰部は傷つきやすいので優しく洗う
- 4:× 女性は尿道口から肛門に向かって洗浄する(感染予防のため)
問)陰部洗浄について、適切なのはどれか。
- 滅菌手袋を装着する。
- 湯の温度は50℃程度にする。
- 男性の場合は、陰茎、陰嚢、肛門の順に洗う。
- 強くこするように洗う。
答え:3
- 1:× 陰部洗浄には清潔手袋で十分であり、滅菌手袋は必要ない
- 2:× 湯の温度は38~40℃程度が適切。50℃は熱すぎる
- 3:○ 男性の陰部洗浄は汚染の少ない部位から汚染の多い部位へ進む(陰茎→陰嚢→肛門)
- 4:× 皮膚や粘膜を傷つけないよう、優しく洗う
問)臥床患者の陰部洗浄について、適切なのはどれか。
- 便器を使う場合、体位は仰臥位で行う。
- 男性の場合、陰茎→陰嚢→肛門→亀頭の順に洗浄する。
- 女性の場合、大陰唇を開き尿道口から肛門に向かって洗浄する。
- 陰部は、汚れがたまりやすいのでしっかりとこすり、汚れを取る。
答え:3
- 1:× 便器を使う場合は半座位にする
- 2:× 男性の場合、亀頭→陰茎→陰嚢→肛門の順に洗浄する
- 3:○ 女性の場合、大陰唇を開き尿道口から肛門に向かって洗浄する
- 4:× 陰部は優しく洗浄し、こすりすぎないようにする
問)便器を使用する陰部洗浄について、適切なのはどれか。
- 個室にいる患者には羞恥心への配慮は必要ない。
- 患者をセミファーラー位にする。
- 石鹸を使用する場合はタオルでこすり洗う。
- 男性では、亀頭、肛門、陰茎、陰嚢の順に洗浄する。
答え:2
- 1:× 個室でも羞恥心への配慮は必要である
- 2:○ 陰部洗浄時はセミファーラー位にすると安定して行える
- 3:× 石鹸を使用する場合も擦らずに優しく洗う
- 4:× 男性では、陰茎、亀頭、陰嚢、肛門の順に洗浄する
問)床上排泄時の援助について、誤っているものを一つ選べ。
- 男性が便意を訴えた場合は、尿器も準備する。
- 便器は体温程度に温めるか、便器用パッドを取り付ける。
- 便器内に、トイレットペーパーを敷く。
- 排便処理に使用した手袋は、患者の寝衣を整えた後に外す。
答え:4
- 1:○ 男性の排便時は尿も出る可能性があるため尿器も準備する
- 2:○ 便器を温めることで患者の不快感を軽減できる
- 3:○ 便器内にトイレットペーパーを敷くと音や跳ね返りを防げる
- 4:× 汚染された手袋で寝衣を触ると感染拡大のリスクがある。排便処理後すぐに手袋を外す
問)排泄について、誤っているのはどれか。
- 便器は、肛門部が中心になるように挿入する。
- ベッド上での排便時の体位は、仰臥位にする。
- 排便時は、できるだけ患者を1人にする。
- 排泄物を処理した後の便器は、洗浄・消毒する。
答え:2
- 1:o
- 2:x ファーラー
- 3:○ 排便時はプライバシーを守り、できるだけ患者を1人にする
- 4:○ 排泄物を処理した後の便器は洗浄・消毒する
問)女性の床上排泄の援助について、適切なのはどれか。
- 準備時は尿器・便器を床に置く。
- 尿器の下側の口を患者の肛門部に密着させる。
- トイレットペーパーを外陰部前面にあてる。
- 排便後は肛門から尿道に向かって拭く。
答え:3
- 1:× 尿器・便器は床に置かず、清潔を保つ
- 2:× 尿器の上側の口を外陰部に密着させる
- 3:○ トイレットペーパーは外陰部前面(尿道口付近)にあてる
- 4:× 排便後は尿道から肛門に向かって拭く(感染予防)
教科書より
■回数の異常
- 頻尿:排尿回数が1日8回以上(夜間は2~3回以上)と増加する状態。
- 稀尿:排尿回数が1日2回以下と極端に少ない状態。
■尿量の異常
- 多尿:1日の尿量が2000mL以上に増加した状態。
- 乏尿:1日の尿量が400mL以下に減少した状態。
- 無尿:尿がほとんど作られない、または1日100mL以下しか排泄されない状態。
■排尿困難
- 遷延性排尿:排尿を開始するまでに時間がかかる状態。
- 遅延性排尿:排尿が終わるまでに時間がかかる状態。
- 尿線異常:尿の勢いが弱い・途切れる・細いなど尿線に異常がある状態。
■尿閉
- 完全尿閉:膀胱に尿がたまっているのに全く排尿できない状態。
- 不完全尿閉:少量は排尿できるが残尿が多く膀胱内に尿が残る状態。
■尿失禁
- 機能性尿失禁:排尿機能は保たれているが環境や身体・認知の問題でトイレに間に合わない状態。
- 切迫性尿失禁:急な強い尿意とともに膀胱が収縮し我慢できず漏れる状態。
- 腹圧性尿失禁:咳やくしゃみなど腹圧上昇時に少量の尿が漏れる状態。
- 反射性尿失禁:尿意がないまま膀胱反射で突然多量に排尿してしまう状態。
- 溢流性尿失禁:膀胱に尿が過剰にたまり、あふれるように少しずつ漏れる状態。
■器質性便秘
- 慢性症候性便秘:腫瘍・腸管癒着・狭窄などの器質的異常により便の通過が妨げられる状態。
- 急性症候性便秘:急激に生じた器質的障害によって腸の通過障害が起こる状態。
■機能性便秘
- 弛緩性便秘(結腸性):大腸の蠕動運動低下で便の通過が遅れ、水分が過剰に吸収されて硬便になる状態。
- 痙攣性便秘:ストレスなどで結腸が過緊張となり、下痢と便秘を繰り返す状態。
- 直腸性便秘:便意が起こりにくくなるなど直腸の感覚低下による排便障害の状態。
■通常の便
- 1日の回数:1日1~2回程度の排便がみられる。
- 1日の量:1日100~200g程度の便量である。
- 硬さと形状:有形で円柱状、水に浮く程度の適度な硬さの便である。
- 色:黄褐色を呈する。
- 臭気:スカトールなどによる特有の便臭がある。
- 混合物:食物繊維や腸内細菌などの分解産物が含まれる。
- 反応:pH6.9~7.2の中性に近い性状である。
■病的な便
- 硬さと形状:軟便・泥状便・水様便などの異常や排便困難を伴う有形便である。
- 色:黒色(タール便)、赤色(血便)、白色、灰白色などの異常色を示す。
- 臭気:酸臭や腐敗臭が強い異常なにおいを呈する。
- 混合物:血液、粘液、膿、未消化食物、寄生虫、結石などの異常混入を認める。